日本衛生検査所協会「医療フォーラム21」 シンポジスト

 

 10月27日(土)
 
 都内で開催された日本衛生検査所協会主催の「医療フォーラム21」にシンポジストとして招かれました。
 
 今年のテーマは「国民の健康増進の意識向上」でした。
 
 シンポジウムの座長は国際医療福祉大学の渡辺清明教授で、厚生労働省からはがん対策・健康増進課の佐藤課長補佐、日本臨床検査薬協会からは寺本会長、日本健康倶楽部からは山本理事長、市民代表も2名出席されました。
 
 シンポジウムの中で「国民は臨床検査に何を期待しているか」などが話題となり、検査技師会の会長としての立場で何回も発言の機会をいただき、当会の考えや活動状況について説明することができました。
 
 シンポジウムの最後に、一般の若い方を対象にしたアンケート結果が報告されましたが、「健康には関心がある。臨床検査は知らない。更に臨床検査技師の存在を知らない。」との回答が多い結果を突き付けられ、さすがに私も落胆せざるを得られませんでした。
 
 この現実をしっかり受け止め、国民の皆さんに知っていただけるように、日本臨床衛生検査技師会としてどう進めていくか。乗り越えなければいけない大きな仕事がひとつ増えたように思っています。
 
 
 
 
 (宮島喜文)
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会長便り | 2012.11.07
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