日韓の友好関係が益々進展することを期待

光州市遠望
献花した国立記念墓地
国立大学病院検体検査室
国立大学病院病理組織検査室で薄切作業中を見学
大韓病理士学術大会機器展示会オープニングセレモニー
日韓交流功労者表彰受賞者(村瀬元日臨技副会長)を囲んで
学会懇親会 
大韓臨床病理士会執行部と当会代表団全員との記念撮影
”韓国流”で見送られて帰途に

 5月8日

 韓国の光州で開催された大韓韓国臨床病理士の全国学術学会に3泊4日の日程で参加してきました。

 今年は国際交流を推進することもあり、全国から7名の一般会員の皆さんにも参加していただきました。私を含めて現職の理事3名、元会長・元副会長の交流功労者3名、交流功労賞受賞者1名、学生2名を加え、総勢16名の多種多彩な顔ぶれと幅広い年齢構成の代表団となりました。現地に到着した当日は、私たちのために盛大な歓迎レセプションを催していただきました。

 翌日は学会開会式に出席した後、機器展示会場の開会式のテープカットにも参加しました。学生フォーラムでは日本から同行した2名の学生が韓国の学生に交じり、堂々と英語で発表を行いました。

 また、学会行事の合間を見て、近隣の国立大学病院の検査部も見学しました。病院検査室の窓口には採血部門が設置され、日本と同じ近代的な検査体制が敷かれており、日本製の最新の検査機器などが配備されて、多くの検査技師が働いていました。

 その帰りには、民主化運動で亡くなった方を弔う国立記念墓地に立ち寄り、犠牲者へ献花し、冥福をお祈りしてきました。

 30年以上も続いている日韓の臨床検査技師の友好関係が益々進展することを期待して帰国の途に就きました。

(会長 宮島喜文)

会長便り | 2013.06.03
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