途上国支援の関心の高さに感心(IFBLS理事会)

9月17日
 クロアチアで開催された国際臨床検査連盟(IFBLS)の理事会・各国代表者会議に参加してきました。日本からは、私を含め、この連盟の今期会長である小松理事と片山国際交流推進委員の3名が参加いたしました。

 空路でパリを経由し、日本からクロアチアの会場まで2日がかりの長旅でした。会議には欧米、アフリカ、アジアなど15か国から29名が参加し、延べ4日間にわたって議論が交わされました。

 会議ではIFBLSとWHOとの連携事業の進め方などについて、グローバルな視点で討議が行われました。また、日本からは昨年招致した2016年の国際医学検査学会について、開催地「神戸」の紹介や準備状況について報告を行いました。これに対し、出席者からは関西国際空港への直行便が無いことを心配する声が挙がり、今後の検討課題となりました。

 討論を通じて北欧諸国の途上国に対する財政・人的支援に対する関心の高さが印象に残りました。

(宮島喜文)

会長便り | 2013.10.04
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