そうです。結局食道と引っ張ってつないでいるので通過障害と言うのでしょうか、食べた物が入っていかないです。あと空腹感がなくなってしまって。あとはやはり血糖値が下がるのでしょうね、突然震えが来て汗がひっきりなし出てきたり、ふらふらしたりしました。今は47キロぐらいなのですが、食べられなくて10キロぐらい急に減ってしまいました。当初はお寿司も3分の1ぐらいずつにしないと入っていきません。特にラーメンとかおつゆっぽい麺ものは胃の中で膨れるので今も苦手です。―先ほど胃の後遺症のお話をいただいたのですが、子宮がんの後の後遺症としては足がむくむとか、排尿トラブル、便秘、腸閉塞、更年期障害などでしょうか？私の場合、子宮、卵巣、リンパと切除する（広範摘出）手術でした。まだ38歳で一応働き盛りだった卵巣で女性ホルモンをきちんと分泌していたと思うのですが、それが急になくなったので、手術して4日目ぐらいですか、急激に寒くなったり、そうかと思うと今度は急激に汗をかいたりでした。更年期障害の症状ホットフラッシュでした。あとはリンパ節も取ったので、足がひどいことになりました。―リンパ浮腫ですよね。はい。ゾウさんの足のようになってしまいましたし、まるで地中から引っ張られているように重くてつらかったです。また、その時に輸血もした結果、C型肝炎にもなってしまいました。―C型肝炎についても治療されていたそうですが‥そうですね。術後に2年ぐらいしてからでした。もうだるくていてもたってもいられなかったのですが、その時も点滴2週間ぐらいで一応回避しました。今はウイルスがプラスに出るのですが動いていなくて、結局C型肝炎の治療はそれ一回きりでその後はしていないですね。また、大腸がんの時も私のは3型というものらしいのですが、1型というのは少しあるだけ、2型は表面、3型は表面には少しあって、下に広がっているらしいです。ですので、最初は先生も腹腔鏡で「できるかな」と思ったらしいのですが、結局20センチほど切ったのです。4回も手術をしていると癒着している所がたくさんあるようです。超音波でも腸の動きなどもわかるようですね。―はい。本当に超音波検査は臨床現場では重宝してもらっています。超音波自体に害もないですからね。。―そうです。SMTも内視鏡を飲まなくてもエコーで経過の大きさを見ている人もたくさんいます。仁科さんの既往歴を見て、「ああ、超音波が役に立っているのかな」と思いました。もう何百回とやっていただいていると思いますから……（笑）。―いろいろつらい経験をお聞かせいただきましてありがとうございました。子どもたちに伝えたいことについて仁科さんの今後の活動に目が離せないのですが、近未来あるいは遠い将来のご予定がございましたら、その一端でも教えていただけるとうれしいのですが。特に最近ではご自身の体験を元にした講演活動を通じて、積極的にお話をされているようにお見受けいたしますが、いかがでしょうか。少し遠い将来はおそらく自分のお葬式を思い描きますが、息子や娘がきちんとやってくれるかなと思います。孫が今2人おりますが、その子たちが今のコロナですとか、いろいろな……空気汚染ですとか電磁波ですとか、いろいろなことで私たちが小さい時とは違う過酷な生活環境の中にいると思うのです。でも人間というのは非常に素晴らしい生き物ですから、乗り越えていってくれると思います。近い未来としては、コロナのワクチンというか治療薬というかそういうものが1日でも早くできて、子供達がもっと伸び伸びと自由にできるように願っています。幼稚園や小学校の低学年のお子さんたちが、ソーシャルディスタンスで一人遊びをしなさい、積み木で遊んでいなさいと、そのようなことはかわいそう過ぎますでしょう。入学式もできなかった、運動会も1年生と6年生のご父兄だけですよというような、そのような状況で教育上においてもいいのかしらと思います。急を要するのはコロナ対策ですね。また、これから冬になるとインフルエンザもありますし。とにかくいろいろな意味で生きにくい世の中にはなってきつつあると思います。無事に、皆さんが安全に安心して生活していってくれることが大事です。そして、私が皆さまにお伝えしている子宮頸がんのワクチンというのは思春期の女の子に打つということで、各ご家庭ではとても話題にしにくい、話題にしてもなかなか連れていけないというような感じがあると思うのです。そこを少し家庭の中で、お茶の間で話題にしていただいてほしいです。英語ですけれども、12まではルヴ）ではないですか。13歳になったら（サーティーン）になりますよね。ティーンエイジャーになったら女の子の身だしなみとして、13歳になったら中学校のお祝いに是非ワクチンを推奨し、一緒に連れて行っていただければなと思います。―本当にそうですよね。そのワクチンを打ってさえすれば……。70％からの予防ができるわけですから。また、ボーイフレンドができたら子宮頸がんの検診に行っていただければと思います。他のがんと違う成り立ちですから、もしかして世界から撲滅できるかもしれないがんではないですか。そういうことをもっと理解していただくために、何かwelve（トゥウェthirteen t5
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