Pipette Vol.4 Summer 2014
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JAMTトピックス8 一般社団法人日本臨床衛生検査技師会や都道府県臨床検査技師会では、公益事業の観点から、健康増進、がん予防や性感染症(エイズ・STI)予防啓発などの活動に毎年取り組んでいます。●「マタニティ&ベビーフェスタ」日本マタニティフィットネス協会が主催する「マタニティ&ベビーフェスタ」は、妊娠・出産を健康に、そして楽しく子育てすることを目的に、平成17年から毎年実施されています。今年で10回目を迎え、パシフィコ横浜を会場として、4月に開催されました。このフェスタは、「体験コーナー」「セミナーコーナー」「4D超音波コーナー」「ヘルスチェックコーナー」「出展ブース」「赤ちゃん広場」の6つのゾーンで構成されており、妊娠・出産・子育てに関する実践的な知識が得られ、楽しく体験できます。今年も、3万1375名の妊婦ママ、産後ママとその家族の皆さんが参加して大盛況でした。後援・共催団体として当会が担当する「4D超音波コーナー」「ヘルスチェックコーナー」では、今年も2日間で延べ122名の臨床検査技師が協力し、特に4D超音波検査は、一人10分間の短時間体験ではありましたが、妊婦ママの4D超音波画像を撮って、お腹の中の赤ちゃんの様子を見てもらい、妊婦ママとその家族の皆さんに喜ばれました。また、臨床検査体験コーナーでは、骨塩定量測定、指尖酸素飽和度測定、動脈硬化測定、簡易血糖測定、指尖ヘモグロビン濃度測定などの検査を行い、臨床検査を身近に体験してもらいました。●衛生思想の普及と啓発平成25年度は、エイズ・STI予防啓発のための事業が22都道府県計25回の開催、がん予防啓発のための事業が30都道府県計32回の開催となりました。日頃、臨床現場で多くの患者さんと接する臨床検査技師は、心を込めてこうした公益事業に参加しています。JAMTとはJapan Association of Medical Technologistsの略です。昭和27年に日本衛生検査技術者会という前身組織が設立されて以来、62年の歴史を有する職能団体です。本誌名は検査材料などを吸引する検査器具メスピペットに由来し、読者からの声も「吸い上げ」て愛読されるミニコミ誌作りをめざしています。「臨床検査技師」って? 季刊誌 ピペット発行月 平成26年7月 Vol.4 夏号 発行元 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会    〒143-0016東京都大田区大森北4-10-7    電話:03-3768-4722 FAX:03-3768-6722ムラコニミ★チーム医療と臨床検査技師の仕事(その1)」医療機関では医師、診療補助職(検査技師、看護師など)、そして一般事務職の連携を密にして、患者様への安心、安全を担保して診療を行う「チーム医療」という考え方が浸透しています。例えば、X線(レントゲン)撮影やCT(コンピューター断層撮影法)のように、一般にいう放射線を利用して生体を撮影する機器は、法律において、医師、歯科医師または診療放射線技師にしか撮影が許されていません。しかし、MRI検査(核磁気共鳴画像法)は、磁気(磁力)による共鳴原理を利用して生体の情報をコンピュータによって画像にする方法であるため、多くの臨床検査技師が撮影業務に携わっています。また、最近の診療や健康診断で内臓や血管の状態を検査するためによく利用されている超音波検査の実施や内視鏡検査の補助などでも、業務の拡大を行っています。私たちは、血液や尿を分析検査するような仕事では患者様と接する機会が少なかったのですが、先に述べた検査や採血などを行う前の患者様の不安を取り除く説明も、当然、業務の一つとなり、接遇やコミュニケーションの取り方という技術の習得にも日々努力しています。平成21年度キャンペーンポスター©Tezuka Production

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