JAMT 平成28年度 定時総会 招集ご通知
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1) 法律、政令、省令の改正による検体採取、生理機能検査追加に伴う関連学会との調整2) 臨床検査振興協議会医療政策委員会を通じた検体測定室への要望の作成3) 厚労省チーム医療推進会議・チーム医療推進方策検討WGへの参画4) 厚労省通知のHP掲載5) 厚労省医政局をはじめとする関係部署との情報交換など2.法制度対策の推進1) 検体採取等にかかわる法改正・省令改正に伴う教育内容の検討に関する厚生労働省研究班に委員を派遣し、研究報告書を取りまとめた。平成27年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「今後のチーム医療の在り方等に関する研究」教授研究班全体会議に下田勝二常務理事を派遣した。 <研究代表者>北村聖 東京大学大学院医学系研究科附属医学教育国際研究センター2) 日本耳鼻咽喉科学会との意見交換 臨床検査技師等に関する法律の改正に伴う検体採取及び同施行規則の改正に伴う嗅覚検査、味覚検の追加に伴う研修会への対応などについて、日本耳鼻咽喉科学会渉外委員会との会合を開き、協議した。また今後定期的に渉外委員会との会議を開催することとした。3.病棟業務実践への取り組み1) 病棟業務推進施設連絡協議会の発足 医療の中で臨床検査技師が専門性を活かし患者中心のチーム医療の中で不可欠な存在となるためには、病棟業務への参画は重要な課題となる。臨床検査技師による病棟業務の普及と啓発及び適正運用を推し進めることを目的とし、日臨技 臨床検査技師による病棟業務推進施設連絡協議会を設置し全国ネットワークを設置した。2) 臨床検査技師による病棟業務推進施設情報連絡会の発足 臨床検査技師の病棟業務参画推進を具体化させる中核組織として発足された病棟業務推進施設連絡協議会を軸に、Web上のグループウエアシステム(サイボウズLive)を使用した当該業務についての情報交換・共有、調査・研究ならびに普及・啓発活動等を実施するために、臨床検査技師による病棟業務推進施設情報連絡会を設置した。 本取り組みは、平成27年10月より検査部門責任者に通達され、平成28年3月31日現在、741施設が加入している。3) 病棟における検査関連業務内容の調査 「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」(平成22年4月30日付厚労省医政局通知)通知文が出されたことから、病棟における検査関連業務を積極的に推進するため、病棟に臨床検査技師を配置し、検査関連の業務内容及び業務量を把握するため実証検証を行った。また、臨床検査技師の病棟配置することによる有用性についてのアンケートを医師、看護師、患者に対し、かしま病院、聖隷横浜病院、聖隷浜松病院の3施設の協力のもと実施した。4.検体採取に関する教育の推進と臨床現場での実践法改正に伴う「検体採取等に関する厚生労働省指定講習会」を昨年に引き続き、平成28年4月15日現在、87会場で開催した。本年度は、23,142名の修了者を輩出した。5.未開拓分野への職域拡大に向けた他団体との関係強化渉法問題対策委員会の中間答申に基づいた、グレーゾーン領域の業務認証への継続的な取り組みとして、医療政策WGを中心とした次の厚生労働省令改正、法律改正に向けた検討を開始した。また、これに際しては、臨床検査振興協議会、チーム医療推進協議会に参画し、臨床検査振興協議会医療政策委員会、チーム医療推進協議会とも連携し、ウィングを広げた活動とし、以下の取り組みを行った。1) 臨床検査振興協議会医療政策委員会における「ラボ開発検査の品質を保証し、臨床運用を推進するための保険適用に関する提案」2) 臨床検査振興協議会医療政策委員会を通じた、検体測定室における検査の品質・精度管理の適正化を目的とした「検体測定室に関するガイドライン」の一部改訂についての要望書3) ゲノム医療実現のためのヒト遺伝子検査の品質保証と保険適用に関する提言4) 学術と連携し、病院機能評価項目及び実施指導書への掲載にむけた要望書5) 臨床検査技師等に関する法律改正に関する意見交換6) 次期、厚生労働省令改正に関する検討臨床検査振興協議会医療政策委員会における検討を重ね、「検体測定室に関するガイドライン一部改正の厚労省宛要望書」の提出、「ゲノム医療現実のためのヒト遺伝子検査の品質保証と保険適用に関する提言」を厚労省に提出した。また、法律改正に関しては見直しが概ね4〜5年おきに実施されていることに鑑み、先を見据えた定常的な活動を行う基盤整理として政策調査の増強を行った。当面の課題とされた調査研究・根拠資料の整備、関連団体及び厚生労働省との定期的かつ継続的な折衝 を積極的に行ない、日臨技として臨床検査技師の制度・身分の確立をゆるぎないものとする施策に取り組んだ。10

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