JAMT 平成28年度 定時総会 招集ご通知
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6.診療報酬点数収載を目指した実証事業へ着手臨床検査技師の病棟業務を実証し、2025年へ向けた在宅医療における訪問臨床検査技師(仮称)の検討を開始した。また診療報酬対策委員会によるアンケート調査結果を鑑み、当会独自の要望書の作成・提出をこれまでどおり行った。臨床検査振興協議会の各種委員会・WGに継続して診療報酬対策委員を派遣し、臨床検査振興協議会から内科系学会社会保険連合を通じた要望書の提出にも当会の意見を反映させた。そしてチーム医療推進協議会の診療報酬に関するアンケート調査に協力し、チーム医療における臨床検査関連の要望を行った。結果として、検体採取に関する保険点数の新設(5点)、採血料の増点(5点)、国際標準検査管理加算(40点)などにつながった。平成28年度診療報酬改定に伴う説明会を平成28年3月26日(土)に開催し、平成28年度から実施される診療報酬改定の理解を深めた。参加者は59名であった。7.検査説明・相談のできる技師育成病棟業務、在宅医療に積極的に参画できる臨床検査を育成するため、昨年度から3カ年計画で『検査説明・相談ができる臨床検査技師育成講習会』を実施している。今年度は、42都道府県で開催され、受講者は延べ 1,542名であった。8.チーム医療推進に向けたチーム医療実践講習会の開催  《資料4 研修会等開催状況 ホームページ掲載》国の政策・時代の要請に伴う政策的研修として、以下の「先駆的チーム医療実践講習会」を開催した。1) 消化器内視鏡領域組織・体制構築を考える。2) 国家プロジェクトとしての認知症領域への対応3) 病棟業務参画推進4) カプセル内視鏡読影のスキルを身につける。9.医療安全対策の推進1) 厚生労働省医療安全対策会議が公表した報告書「医療安全管理者の業務指針及び養成のための研修プログラム作成指針〜医療安全管理者の質の向上のために〜」に則って、「医療安全管理者養成講習会」を以下の日程で合計6日間開催し、医療安全管理者22名を輩出した。 第1クール:平成27年 9月 4日(金)〜 6日(日) 第2クール:平成27年10月30日(金)〜11月1日(日)2) 医療安全対策の普及・啓発活動の一環として、厚生労働省の「医療安全推進週間」〈平成27年11月22日(日)〜11月28日(土)1週間〉の後援団体となり、会員へ周知した。3) 公益財団法人日本医療機能評価機構からの「医療安全情報」をホームページに掲載し、会員に周知した。4) 日臨技は改正医療法第6条の11の3号に定める、「医療事故調査等支援団体」として参加し、全国を支援可能団体となった。10.公益事業の推進1) 全国「健康と検査展」の開催 11 月を「臨床検査と健康・普及啓発月間」と定め、国民への臨床検査の普及・啓発と臨床検査技師の知名度の向上を目的に、臨床検査専門医会の協力の下、厚生労働省をはじめ各医療団体等の後援を得て、広島県臨床検査技師会との共催で「検査と健康展」中央会場、43都道府県で地方会場として開催され、主催した技師会に対して財政支援を行った。2) 季刊誌「ピペット」の発行 職能団体として、広く国民に臨床検査技師と臨床検査技師会を知っていただく手段として季刊誌「ピペット」を発行した。全国の会員在籍施設並びに臨床検査技師養成施設に配布し配布の協力を募った。3) 災害発生時の体制整備 今年度より災害対策検討委員会を設置し、日臨技における災害対応体制の整備を開始した。11.マタニティー&ベビーフェスタ2015マタニティーフィットネス協会主催のマタニティー&ベビーフェスタ2015 へ参画し、共催事業として、妊婦の胎児4Dエコー体験、臨床検査(ヘルスチェック)コーナーを併設した。また、首都圏支部等の協力を全面的に受け、4Dエコー・動脈硬化・指尖ヘモグロビン濃度測定・指尖酸素飽和度測定等の検査を実施した。会期 平成27年4月4日(土)・5日(日)  会場 パシフィコ横浜BCDホール《資料5 組織調査  ホームページ掲載》《資料6 会員数推移 ホームページ掲載》11

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