JAMT 平成28年度 定時総会 招集ご通知
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●決算報告ハイライト会計区分別 医学検査の専門家として国民の医療、健康の保持・増進に貢献することを目的とした事業展開を進めています。平成27年度においても、安全で正確な検査データを提供するための事業や医療情勢の急速な変化への対応、医療現場におけるチーム医療への参画のためのスキルアップといった方針を骨子とし、組織強化をはじめ、臨床検査標準化、学術、認定、国際、渉外関連などの事業を行い、また会員数も増加しました。その結果、経常収益が12.9憶円、経常費用は11.7憶円となり、当期経常増減額はプラス1.2憶円(前年度はマイナス9百万円)となりました。 なお、平成27年度の会費納入者数については、57,691名(前年度54,353名)、入会金納入者数は3,739名(前年度2,849名)となっています。 会計区分別では、会員の会費を計上する法人会計の経常収益が多く、経常費用としてはその他会計(国民医療向上、支部学会/研修会など)の割合が大きくなっています。実施事業等会計の当期経常増減額が▲75百万円となっていますが、これは公益目的支出計画にもとづくマイナス額であります。 経常収益は、主に正会員受取会費、研修会収益、参加費収益が全体の82.5%を構成し、これらはほぼ会員からの収益となっています。 前年度対比は23.0%増加となり、主な増加要因としては、検体採取事業による研修会収益の増加と会員数増加による正会員受取会費の増加によるものです。 検体採取実施事業による収益は翌期以降減少していく見通しですが、継続実施が義務化されている、長期的な収益管理が必要な事業となります。 経常費用について、経常収益の増加に比べて幅は小さいですが、会員の増加による費用増加や学会対応/検体採取実施事業等による委託費の増加、臨時総会の開催などにより前年度対比10.6%の費用増加となっています。 全体的には比較的に均等の科目で構成されていますが、そのうち会員数に比例する業務賠償責任保険料、精度保障/精度管理といった実施事業にかわる試料代は大きな変動のない費用科目となります。経常収益  12.9憶円(前年度対比23.0%増加)経常費用  11.7憶円(前年度対比10.6%増加)44.5% 正会員受取会費576.9百万円19.2% 研修会収益248.8百万円18.8% 参加費収益243.9百万円8.4% 展示出展料収益108.6百万円9.1% その他117.8百万円10.8% 試料代126.4百万円11.7% 業務賠償責任保険料137.6百万円10.1% 人件費118.2百万円7.7% 旅費交通費90百万円8.2% 筆耕印刷費96.7百万円11.5% 委託料135.1百万円7.5% 通信運搬費88.3百万円5.4% 支払助成金63.1百万円17.8% その他209.1百万円9.4% 賃借料110百万円255 545 375 ▲75▲30226-200-1000100200300400500600700経常収益経常費用当期経常増減額実施事業等会計その他会計法人会計【単位:百万円】※四捨五入表示となっています。17

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