JAMT 平成28年度 定時総会 招集ご通知
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【第1号議案】平成27年度事業報告及び決算報告について平成26・27年度役員体制では、平成26年3月9日に答申された「第4次マスタープラン」の骨子に基づき、医学検査の専門家として国民の医療、健康の保持・増進に貢献することを目的として、信頼性の高い業務遂行に努め、安全で正確な検査データを提供するための事業を進めてきた。さらに、医療情勢の急速な変化に対応するために、学術・研究などの知識や技術の習得だけに留まることなく、臨床検査に関する社会的な広報と関係省庁及び関連団体・学会と連携を図り、医療現場においては、メディカルスタッフの一員としてチーム医療への参画が強く求められている現状で、スキルアップが必要となってきた観点を踏まえ展開した。総務関連では、組織強化の一環として、今後の臨床検査関係を牽引する人材を育成するため、「地域ニューリーダー育成講習会」、「女性管理職育成セミナー」を開催した。また、会員との連携、情報提供を目的とした「組織強化セミナー」を都道府県技師会のご協力のもとで開催するなど、組織対策の充実によって会員数は平成28年3月31日現在、57,797名(前年同時期54,498名)と順調に伸びた。平成28年1月23日には、臨時総会を開催し、懸案事項であった定款の変更が承認された。さらに、事務局の強化に努め、総務課、業務課、政策調査課の体制を整え、人的補強と業務の標準化に努めた。学術関連では、急速に高度化する医療技術に対応すべく、全国学会、支部学会を開催するとともに、学術企画委員会が企画した研修会や9部門支部研修会を積極的に開催して、会員の知識・技術面での向上支援を行った。各種認定制度において、認定病理検査技師、認定認知症領域検査技師などの新しい制度を含めた認定試験や既存制度の更新審査が実施され、平成28年4月1日段階で2,118名の認定技師数となっている。また、新生涯教育研修制度の再構築に向けて卒前部会、卒後部会で検討が重ねられた。本年度においても、精度管理調査と精度保証施設認証を臨床検査標準化の柱として事業展開した。国際関連では、国際交流の場となる第32回世界医学検査学会(IFBLS2016神戸)の開催に向けて準備を進めた。渉外関連では、平成26年6月「医療介護総合確保推進法」が成立し、「検体採取」が業務範囲として認められたことを受け、平成27年1月から「検体採取等に関する厚生労働省指定講習会」を全国9か所で開催しており、平成28年3月31日現在、23,032名が受講し、ライセンスの一部追加として修了証を発行した。平成28年度診療報酬改定にむけては、臨床検査振興協議会と共に厚労省に要望書を提出し、ほぼ、要求どおりの内容となった。今後、平成37年(2025年)の医療体制の構築に向けて、病棟業務や在宅医療への参入が必要であるという観点から、「病棟業務推進施設連絡協議会」「病棟業務推進施設情報連絡会」を設置し、その活動の一環として、臨床検査技師を病棟に配置した病棟業務の実地検証を行った。また、2年目を迎えた「検査説明・相談のできる技師育成講習会」事業も都道府県技師会の協力により順調に開催された。Ⅰ 総務関係1.組織運営の強化         《資料1 委員会部会(ワーキンググループ) 設置状況 ホームページ掲載》各事案の的確な運用をしていくために、各委員会、部会、ワーキンググループ設置し、委員の責任のもとに開催した。また、隔月で開催される理事会では、部会(ワーキンググループ)、委員会、執行理事会を経て提案された事項に対し、効率的な議事運営を行った。1) 定時総会 開催日 平成27年5月23日(土) 会場:大森東急REIホテル2) 臨時総会 開催日 平成28年1月23日(土) 会場:大森東急REIホテル3) 理事会 5回 (隔月)4) 執行理事会議 12回 (毎月)5) 支部長会議     4回6) 全国幹事連絡会議   1回7) 各種委員会、部会(ワーキンググループ) 2.監査業務監査、会計監査を次の日程で受けた。1) 平成27年 4月13日(月) 平成26年度期末監査2) 平成27年10月14日(水) 平成27年度中間監査13) 平成28年 2月23日(火) 平成27年度中間監査23.支部運営の推進        《資料2 支部運営 ホームページ掲載》支部の運営を円滑に遂行するために、支部幹事会を年2回、学術を交えた支部内連絡会議を年1回開催した。また、日臨技の学術活動方針の下に支部の実情に応じた独自の特徴ある内容の学会・研修会等を開催し、学術と職能の両面について、会員の教育研修を実施した。事業報告3

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