JAMT 平成28年度 定時総会 招集ご通知
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血液形態標準化のために、日本検査血液学会と血球形態標準化合同WGを開催し標準化に向けての具体案を制定し第64回医学検査学会にて、“パネルディスカッション (日本検査血液学会共催) 末梢血標本における好中球系細胞の新しい判定基準について-血球形態標準化合同ワーキンググループが目指す標準化事業の全国展開-”を開催し、会員に広報した。5.Web教材の充実これまでに製作した血液部門のWeb教材に加え、緊急検査に関する教材を製作し、ホームページに掲載した。6.医学検査学会・支部学会の開催1) 第64回日本医学検査学会(佐賀県担当)は、平成27年5月16日(土)・17日(日)の両日、福岡国際会議場、マリンメッセ福岡、福岡サンパレスを会場にメインテーマを「SAGA 創未来(さがそうみらい)」、サブテーマを 〜時代が求める風になれ〜 と掲げ、厚労省医事課長、日本病院会会長らをお迎えし開催した。  一般演題登録数は英語演題37題を含め722題であった。学会特別企画として、特別講演、招待講演2題、ラウンドテーブルディスカッション、学会特別フォーラム、特別シンポジウム、学会長講演、文化講演、シンポジウム4題(内1題日臨技企画)、共催シンポジウム(日臨技企画)、教育講演7題、パネルディスカッション3題、症例カンファレンス、国際パネルディスカッション、国際学生フォーラム、精度保証セミナー(日臨技企画)を行った。第64回日本医学検査学会はweb抄録とし学会場で抄録プリントを配付した。    有料入場者数 4,688名 会員 3,864名、賛助会員 624名 非会員 200名    学生参加数 534名    展示発表会   86社 757小間 6,000名以上の入場者があった。2) 第65回日本医学検査学会(神戸)の学会運営部会を2回開催し、IFBLS 世界医学検査学会との同時開催に向けて打ち合わせを行った。 会期:平成28年9月3日(土)・4日(日) 学会テーマ:Challenge サブテーマ:伝統の継続と未来への進化3) 第66回日本医学検査学会(千葉)の学会運営部会を1回開催した。 会期:平成29年6月17日(土)・18日(日)、学会会場:幕張メッセ 国際会議場 学会テーマ:Vision - 夢・創造 - サブテーマ:臨床検査の更なる進化と多様性を求めて4) 第67回日本医学検査学会の開催担当として中部圏支部・静岡県技師会から立候補を受け承認した。 会期:平成30年5月12日(土)・13日(日) 学会会場:アクトシティ浜松、ホテルオークラ浜松、ホテルクラウンパレス浜松5) 各支部の特性を活かし7支部において学会を開催した。7.臨床検査データ標準化の推進1) 平成19年度から実施している臨床検査データ標準化の実施内容を総括し、今後のあり方について標準化委員会で検討した。基幹施設の検査データの精確度は、6月の全国精度管理調査に加え、8月及び11月を合わせた年3回の精度管理調査にて評価した。多項目精度管理試料の原料は日本赤十字社より受給し、その製造発送にかかる業務委託契約を和光純薬工業株式会社と締結した。2) 日本臨床検査標準協議会が発表したJCCLS共用基準範囲については、都道府県臨床検査技師会会長及び各施設長・所属長宛てに文書を送り普及啓発を行った。3) 血液形態標準化普及推進は、日本検査血液学会と血球形態標準化合同WGを開催し標準化に向けての具体案を制定し第64回医学検査学会で会員に示した。その後、各支部において血球形態標準化伝達講習を実施した。4) 尿沈渣における赤血球形態の標準化のため、各支部において尿沈渣形態(赤血球)講習を実施した。5) 基準検査室については、日本臨床検査薬協会との共同事業として、「基準測定操作法の技術の習得のための講習会(第2回)」を11月28日(土)・29日(日)に開催した。6) 免疫血清検査におけるハーモナイゼーションを目指して、今年度は疾患群別に試料を作成しメーカーサーベイを実施した。集計解析結果は、今後の外部精度管理調査評価のための基礎資料とした。8.臨床検査精度保証施設認証平成27年度の精度保証認証施設数は、前年度より66施設増加し計659施設であった。また、重点都道府県(7都府県)に出向き精度保証施設認証及びJCCLS共用基準範囲についての説明を行なった。なお、認証審査は日本臨床検査標準協議会と連携して実施した。9.日臨技臨床検査精度管理調査1) 平成27年度日臨技臨床検査精度管理  今年度は、3,893施設 3,934件の参加があり、昨年度より40施設増加した。施設別報告書8月末にJAMTQCのサイトで公開し、2月に総合報告書(CD-R)を各参加施設に送付した。8

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