JAMT 平成29年度 定時総会 招集ご通知
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② 第32回世界医学検査学会(The 32nd World Congress of the International Federation of Biomedical Laboratory Science)の開催(学会長:宮島 喜文)平成28年8月31日〜9月4日、28年ぶりに日本で開催した第32回世界医学検査学会は、秋篠宮同妃両殿下のご臨席を賜り、我が国を含む34か国の検査技師約1,200名、国内の学生・教員約900名と2,000名以上が参加し、9月2日の開会セレモニーでは秋篠宮殿下の心温まるお言葉を頂戴し、JAMT Scientic FESTAの企画として展示された「震災後のDVT検診活動の実際」「50年にわたる精度保証の歴史と成果、今後の課題」「薬剤耐性菌対策」という3つのブースをご視察いただいた。また、学術企画においては、ノーベル化学賞受賞の田中耕一先生の特別記念講演の他、特別企画などの依頼講演を含めた演題数は80本以上、ポスターセッションでも520本を超える発表があった。③ 支部学会の開催北日本支部(新潟県:学会長 渡邊 博昭、朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター)、関甲信・首都圏支部(山梨県:学会長 大澤 智彦、セレス甲府・アビオ)、中部圏支部(石川県:学会長 油野 友二、ホテル金沢)、近畿支部(和歌山県:学会長 竹中 正人、和歌山JAビル、新橘ビル)、中四国支部(高知県:学会長 小倉 克巳、高知市民文化プラザかるぽーと)、九州支部(佐賀県:学会長 堤 玲子、佐賀市文化会館)で開催した。中部圏支部・九州支部では学生フォーラムを、また中四国支部・九州支部では中高生向け進路支援ガイダンスも開催した。④ 支部研修会北日本支部7研修会、関甲信支部5研修会、首都圏支部7研修会、中部圏支部7研修会、近畿支部6研修会、中四国支部5研修会、九州支部9研修会を開催した。2)支部の運営     ≪資料2 支部運営 ホームページ掲載≫支部の運営を円滑に遂行するために、支部幹事会を年2回、学術を交えた支部内連絡会議を年1回開催した。また、日臨技の学術活動方針に沿った支部独自の特徴ある内容の学会・研修会等を開催し、学術と職能の両面について、会員の教育研修を実施した。① 支部幹事会北日本支部、関甲信支部、中部圏支部、近畿支部、九州支部は年2回開催した。首都圏支部、中部圏支部、中四国支部は年1回開催した。② 支部内連絡会議支部幹事、学術部長、各部門長との合同会議を各支部年1回開催した。3)国際学術交流の推進① 大韓臨床病理士協会(KAMT)への対応平成28年度韓日代表者会議は、平成28年5月27日、韓国麗水市において開催され、日韓協定に基づき、代表者3名の招請に応じ派遣した。平成28年度日韓代表者会議は、平成28年8月30日、神戸市において開催され、代表者3名と交流功労者を招請した。② 国際臨床検査連盟(IFBLS)への対応第32回世界医学検査学会のIFBLSの代表者会議(平成28年9月4日)において、の片山博徳執行理事が次期IFBLS理事に選出された。③ アジア臨床検査技師会(AAMLS)への対応第16回AAMLS理事会が平成28年4月17日に開催された。また、第17回AAMLS理事会が平成28年9月4日に開催され、加盟アジア技師会と、今後の学術交流に関する意見交換が行われた。④ 中華民国医事検験師公会全国連合会(TAMT)との交流平成28年4月16日〜17日、中華民国医事検験師公会全国連合会(TAMT)APFMLS学会(学会長 呉 俊忠)が中国医薬大学(台中)で開催され、参加国技師会との交流を深めた。また会場において第32回世界医学検査学会のPR活動も行った。⑤ The American Society for Clinical Pathology (ASCP)への短期留学平成28年10月2日〜8日、ASCPへの短期留学制度に参加し、米国Loyola大学メディカルセンターへ会員1名を派遣した。⑥ 開発途上国への技術支援に向けての調査平成29年1月29日〜2月2日、日臨技国際協力事業としてカンボジア国支援基礎調査の為、国際WG委員3名が現地に赴き、国立病院、関連施設の視察及びカンボジア保健省、カンボジア技師会との意見交換を行った。また、平成29年度医療技術等国際展開推進事業(国立国際医療センター国際医療協力局)に公募した「カンボジアにおける臨床検査の質の向上事業」が採択された。5

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