JAMT 平成29年度 定時総会 招集ご通知
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④ その他分野での意見交流(糖尿病療養指導士、診療情報管理士、他)日本病院会の診療情報管理士教育委員会が実施する「診療情報管理士通信教育」で平成29年度から臨床検査技師の編入が認められ、基礎研修の免除対象となった。【具体的な改定内容:専門課程編入資格】    【変更前】 【変更後】修了期間   2年間  ⇒1年間受講料   200,000円  ⇒100,000円履修科目  21科目・全48単位⇒ 9科目・全24単位3)病棟・在宅業務調査病棟業務への進出に向け、具体的なデータ抽出を行うための実地検証を8施設で実施した。8施設の調査は平成29年3月末に完了し、第66回日本医学検査学会にて実地調査結果の報告を行う予定。① 病棟における臨床検査技師の業務実態に関する調査、検証(業務内容、業務量等)昨年実地検証した聖隷横浜病院(中規模施設)、聖隷浜松病院(大規模施設)にて臨床検査技師の病棟配置の可能性についてデータ解析の結果、病棟に臨床検査技師を配置することの有用性が立証され、医師、看護師の負担軽減も確認できた。日臨技主催の学会において、「病棟業務ミニシンポジウム」を企画し、会員に対し実証結果の情報提供を図った。② 在宅臨床検査に関する調査在宅医療を行っている404施設へ「在宅医療の現場における臨床検査に関する調査」を臨床検査振興協議会と共同でアンケートを実施し、172施設(回収率42.6%)から回答を得た。この調査結果は臨床検査振興協議会にから発刊された「在宅医療チームのための臨床検査」の冊子の中で、報告された。また、先駆的な在宅医療の取組みを実施している5施設に対して訪問調査を行った。4)大規模災害への体制づくり平成28年4月14日、16日に発生した熊本地震に対し、行政、日本臨床検査医学会、熊本県臨床検査技師会等の関連団体と連携し、被災検査室の支援並び被災者に対して深部静脈血栓症(DVT)検診等の支援を行った。① DVT検診「がまだせ!熊本ブルドーザー作戦」5月3日から5月5日の3連休中に、全国から200名を超える臨床検査技師の協力のもと、27か所の避難所を巡回し、687名に対して血栓塞栓症予防検診を実施した。その後も熊本地震血栓塞栓症予防プロジェクトの一員として検診へ参画した。② 「日臨技災害時支援対策マニュアル」災害発生時の対応・対策の体制を構築するため、「一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会災害時支援対策マニュアル」第1版を平成29年1月14日に発行した。③ 「日臨技DVT検診マニュアル」東北・熊本支援で活動した会員の協力を得て、災害対策WGで「日臨技DVT検診マニュアル」を作成し都道府県技師会へ配布した。本マニュアルは第32回世界医学検査学会のJAMT Scientic FESTA 災害ブースにおいても公開した。7.組織対策・組織運営 〜組織基盤の整備、組織の活性化、組織の運営、その他〜1)組織の活性化① 中・高校生向け進路支援ガイダンス実施将来の臨床検査業界を担う人材の発掘のため、中部圏支部、近畿支部、中四国支部、九州支部学会において、顕微鏡などを用いた体験コーナーを開催した。② 支部学会における学生フォーラムの開催・中部圏支部学会 テーマ「『良い臨床検査技師』ってどんな技師?」・中四国支部学会 検査技師の職業紹介、学会・機器展示会見学・九州支部学会 テーマ「学生としての現状と卒業後の私」③ 地域ニューリーダー育成講習会の開催平成28年11月5日(土)〜7日(月)晴海グランドホテルで開催し、都道府県技師会選抜の30代後半から40代の37名が参加した。宮島会長より「臨床検査技師の未来を担うリーダーとは」と題して基調講演を行った後、受講生が7グループに分かれ、討議課題を与え、発表を行った。8

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