JAMT 平成30年度 定時総会 招集ご通知
6/20

⑶ 検体採取等に関する厚生労働省指定講習会  指定講習会は4年度目を迎え、臨床検査技師ライセンスの一部付与の指定講習会として免許取得者全員の受講を目標に事業展開した。  今年度は15,000名の受講目標に全国9か所延べ39会場で開催し、8,699名が修了し、総修了者は41,379名となった。⑷ 国際協力  医療のグローバル化が進む中、諸外国との学術友好を継続・構築し、更に開発途上国へ技術支援の国際協力を推進した。また、グローバルな視野で活躍できる人材の育成に取り組んだ。 ①大韓臨床病理士協会(KAMT)への対応  平成29年日韓代表者会議は、日韓協定にもとづき、代表者3名を招請し、平成29年6月16日第66回医学検査学会に合せ千葉市にて開催した。  平成29年度韓日代表者会議は平成29年9月22日韓国釜山市において開催され、日韓協定にもとづき、代表者3名が招請され派遣した。 ②中華民国医事検験師公会全国連合会(TAMT)との交流  平成29年4月13日から4月16日、中華民国医事検験師公会全国連合会(TAMT)APFBLS学会が台湾台北 桃園市で開催され代表者3名、発表者1名、国際WG委員1名を派遣し、参加国技師会との交流を深めた。 ③国際医学検査技師協会(IFBLS)への対応  平成29年9月14日、カナダ オンタリオ州においてIFBLS理事会が開催され、IFBLS理事である当会理事を派遣した。 ④アジア医学検査技師会(AAMLS)への対応  第18回AAMLS理事会が平成29年6月27日にタイ バンコクにおいて開催された。また、第19回AAMLS理事会が平成29年9月21日に韓国 釜山にて開催され、日臨技会長が理事に再任され、加盟アジア技師会と、今後の学術交流に関する意見交換が行われた。 ⑤American Society for Clinical Pathology(ASCP)への短期留学 平成29年10月16日から10月20日、ASCPへの短期留学制度に参加し、米国Loyola大学 Medical Centerへ会員2名を派遣した。 ⑥カンボジア支援  平成29年度医療技術等国際展開推進事業(国立国際医療センター国際医療協力局)で採択された「カンボジアにおける臨床検査の質の向上事業」として、カンボジアに委員を派遣し、現地研修5回、日本での研修1回を実施した。また、当該事業とは別に、カンボジアとのMOUにもとづき、平成29年9月29日から10月9日まで学生13名を受け入れ、臨床検査施設の視察を実施した。⑸ 会誌発行 ①学術誌としての「医学検査」の充実を図るとともに、標準的な知識や技術を網羅した出版物を発刊した。 ②医学検査の充実  平成26年度(第63巻)から「国立研究開発法人科学技術振興機構」(JST)が構築した「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)へ登載され、平成29年度(第66巻)からは、掲載論文をPDF形式で公開する形から全文XML方式で公開した。また、医学検査の特集号としてオンデマンド形式で尿沈渣特集を平成29年7月11日、認知症予防のための検査特集を平成29年9月6日にそれぞれ公開した。⑹ 国民医療向上/安全対策  臨床検査に関する正しい知識の普及、啓発を図るとともに、臨床検査技師の地位ならびに職業意識の向上を目的として、国民向けの広報の充実と情報発信に努めた。 ①季刊誌「ピペット」の発行・配布  職能団体として、広く国民に臨床検査技師を啓発する目的で、季刊誌「ピペット」を発刊した。2018冬号vol.18発送時点での配布協力施設は933施設、発送部数は約13.5万部となった。 ②全国「検査と健康展」開催  11月を「臨床検査と健康・普及啓発月間」と定め、国民への健康管理の意識の高揚を図るとともに、臨床検査技師の業務を広く周知するため、厚生労働省をはじめ各医療団体等の後援を得て、日本臨床検査専門医会及び臨床検査振興協議会の協力の下、日臨技・全国45都道府県技師会主催で「検査と健康展」を開催した。  ○中央会場(担当:公益社団法人 愛知県臨床検査技師会)   開催日:平成29年11月11日(土)   会 場:ナディアパーク(名古屋市栄)    一般来場者:495名、イベントブース参加者:延べ 2,081名、実務委員及び講師115名で対応した。  ○地方会場:(44都道府県技師会で開催)来場者15,888名   本事業で作成したリーフレット並びにチーム医療推進協議会で作成した漫画冊子についても配布した。⑺ 就労支援  無料職業紹介事業として、ホームページ・システムによる、求職、求人の運用を行った。5

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る