当会では、2022(令和4)年より、日臨技品質保証施設認証制度を開始いたしました。
施設認証は、2010(平成22)年より行っていましたが、平成30年12月より施行された医療法等の一部を改正する法律(平成29年法律第57号)の趣意に沿う形で、新制度として制定しました。
引き続き、公益社団法人 日本臨床検査標準協議会(JCCLS)のご支援を受け共に認証する制度です。
臨床検査の精度(価値)向上をさらに図っていきます。内容につきましては、詳細が確定次第、随時ホームページ上で変更状況をお知らせ致しますのでご承知おきください。
なお、「精度保証施設認証制度(旧制度)」は、2023年5月31日を以て終了しております。
さて、新しく始まりました日臨技品質保証施設認証制度ですが、今後、改訂を繰り返しながらバージョンアップして参ります。その関係で受審要件が変更になる可能性がございます。受審を希望されるご施設におかれましては、申請年度の「日臨技品質保証施設認証制度実施要項」を必読のうえ、申請いただけるようお願いいたします。
平成27年7月1日
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
会長 宮島 喜文
時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より当会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、臨床検査データが疾患の診断や予防に活用されるためには、その信頼性が保証されていなければなりません。一方で、多くの臨床検査精度管理調査示すように、必ずしもすべての検査項目でその信頼性が満足な状態にあるとはいえませんでした。そこで、当会では平成19年度から臨床検査が、いつ、どこで実施されようとも、信頼性の高い検査結果が得られるよう臨床検査データ標準化活動を進めてまいりました。
その結果、わが国の臨床検査における技術水準の高さを検証する結果が得られました。この臨床検査データ標準化事業と、全国規模・都道府県単位で実施している精度管理事業とは車の両輪のような関係で相互に補完しあいながら、国民の健康管理、疾病予防に有用な臨床検査の信頼性を保証しています。
臨床検査の信頼性を維持管理するために当会では、「標準化され、かつ、精度が十分保証されていると評価できる施設」に対し、精度保証施設として認証する制度を平成22年に発足し、現在、47都道府県で659施設が認証されています。さらに高品質な臨床検査値の提供と、国民の皆様(患者さん)への「安心・信頼の可視化」を目指して、本制度の普及を推進しております。
つきましては、臨床検査の重要性に鑑み、是非とも認証申請されますようご案内申し上げます。
記
〒143-0016 東京都大田区大森北4丁目10番7号
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
精度保証施設認証WG 宛
50,000円です。
審査承認後、認証の合格通知と請求書が送付されます。
以上