医療技術部門管理資格認定制度

日本臨床衛生検査技師会では2011年度から「認定管理検査技師制度」を創設し現在まで136名の認定者を輩出してきたところです。本制度は2011年の創設当時の医療環境を背景に、臨床検査部門の管理者やリーダーとしてなりえる資質をもった臨床検査技師の育成を目的として設計していましたが、少子高齢化や地域医療の変革が求められる2025年や2035年問題に象徴されるように、私たち臨床検査のあり方を劇的に改善する自己変容(パラダイムシフト)が求められるようになったこと、現在までの認定制度が想定してきた管理者要件はもはや「当たり前」で、それ以上の資質・能力が 望ましく、これから医療機関のリーダーを担う層から訓練・育成しなければならないことなどの問題点が散見されていました。さらに医療機関経営者に一目を置かれるような新たな認定制度に移行させるべく本制度の見直しについて議論を重ね、具体化な制度として創設させていただきました。
 今回、お示しする制度は大きく分けて二つの制度に分けられます。一つは臨床検査部門だけの管理者に留まらず、病院の医療技術部門の管理者も担える人材の認定を目的に創設した「医療技術部門管理資格」制度です。本制度はeラーニングを中心にした講義や集合研修などにおいて目的や適性に応じた指導を受けることにより、将来(現在)それぞれの職場において臨床検査部門の責任者や医療技術部門のリーダーとしての資質を備えるようなプログラムの設計をしております。もう一つは「医療技術部門管理資格」制度の上位資格として、連携する大学院で医療経営に特化した修士課程を学び、病院や施設の副院長や事務長などを担う「医療管理者」制度です。本制度は病院や施設などでの実務経験・役職歴・施設長推薦など一定の受験条件を設定するなど、看護管理制度や医療経営士などのように、広く外部の団体より評価・認知していただくための必要な条件を取り揃えたプログラム設計としております。
私たち臨床検査技師は一般的な医療知識はもちろんのこと、マネージメント能力や経営的資質も他の医療技術者よりも格段に優れた職種でもあります。そのように優れた資質を持ち合わせた臨床検査技師の多くの会員に、本制度の認定取得を目指していただき、次世代の医療機関のリーダーとなる人材に育つことを期待しています。

(文責 西浦 明彦)

認定資格更新情報

更新料 旧制度「認定監理検査技師制度」の更新は今後ございません。 申込締切 旧制度「認定監理検査技師制度」の更新は今後ございません。
対象 旧制度「認定監理検査技師制度」は、新たな制度「医療技術部門管理資格認定制度」への移行が決定されましたので、更新はせず、すべての認定資格者の資格期限が平成32年3月31日となります。
このご説明は「資格更新方法」に示す文書をご確認ください。この文書はすでに既資格者全員へ郵送で通知されているものです。

認定資格者名簿

資格情報 20160401

研修会承認申請情報(方法・様式)

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