タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会のご案内

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タスク・シフト/シェアに関する
厚生労働大臣指定講習会
事務局
TEL 03-5767-5541(直通)
Mail task-shift2@jamt.or.jp

タスク・シフト/シェアに関する
厚生労働大臣指定講習会

修了者 21060

令和6年1月4日時点

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日臨技会長からのメッセージ

タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会の開催にあたって

第204回通常国会において、「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律(令和3年法律第49号)」の成立により、臨床検査技師等に関する法律の一部が改正され、令和3年10月1日から施行されることになりました。それに基づき、今回、タスク・シフト/シェアとして追加された10行為の業務を行おうとする場合は、あらかじめ、厚生労働大臣が指定する研修を受けなければならないとされ、その研修は、一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(以下日臨技)が実施する研修とされました(令和3年7月9日厚生労働大臣告示第274、276号)。今般、開催する「タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会」(以下講習会)についてはコロナ禍でもあり、できるだけ人と人との接触を避けることを念頭に、講習会の基礎講義については日臨技のホームぺージからオンデマンドで受講のうえで、履修者は47都道府県で開催する実技講習(最大60名を定員)を受講していただきます。今回の法令改正等の目的は、医師の労働時間短縮のためであり、医療従事者の合意形成のもとで実施することから、医師の時間外労働の上限規制が適用される2024 年4月には3万人以上受講済みの臨床検査技師を輩出する予定としています。

私たち臨床検査技師には平成27年4月1日から検体採取に関する法律の一部改正がなされ、その告示講習会を日臨技が担い、全国7つの拠点で開催してきました。令和3年8月現在6万人以上の受講者を輩出し新型コロナウイルスなどの鼻腔・咽頭からの検体採取に従事していますが、今回のような大幅な法改正は、臨床検査技師の働き方も大きく変えるものになります。多くの臨床検査技師の皆様が、この講習会を受講していただき、追加資格を取得したうえで、様々な医療機関での実践や積極的なチーム医療へ参画し、医師の働き方を変えていかなくてはなりません。臨床検査技師の力で医師の働き方を変えられると信じています。是非、この講習会を受講していただき、私たち臨床検査技師の力を発揮し、国民に対して、適正かつ良質な医療を提供しましょう。患者様の検査を行うだけではなく、患者様に医療を提供する真の医療人としての責任を果たしてください。

また、この講習会の開催にあたって日本医師会や日本病院会などの医療関係団体からご後援をいただいて全国的に展開いたします。都道府県技師会で講習会の開催をご担当される実務委員の皆様には大変お世話になりますが、この講習会を必要としている、すべての臨床検査技師の皆様に、ご受講のためのご尽力をお願いいたします。

最後になりましたが、この講習会準備に携われた、多くの関係者の皆様に心より御礼申し上げ、開催にあたっての挨拶といたします。

タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会 “キャッチコピー”

『タスク・シフト/シェアは臨床検査技師の手で』

令和3年9月吉日

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
代表理事 会長 宮島 喜文

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