Pipette vol.34 2022.1 Winter
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 今度は僕の方から質問させてください。僕はPCR検査を毎週受けています。既にワクチンも2回打ち終わりました。テレビの収録の関係で名古屋へどうしても行かなくてはいけないので、番組に合わせて、木曜日に局が用意してくれたPCR検査キットで、唾液を採取して金曜日に結果が出て、土曜日に収録に行くことができます。これを毎週続けています。 でも、正直あのような検査がもっと手軽にできるようになると良いですね。それにしても今回、臨床検査技師さんは大変な活躍でしたね。―PCR検査も最初は検査件数がなかなか増えず、どうしたら増やすことができるのか、増えない理由は何なのか、厚生労働省や関係の団体の方々ともずいぶん相談を重ねました。当時は、検査試薬やPCR装置が世界中で品薄になってしまって、検査したくてもできないジレンマに陥っていました。 ようやくここにきて検査件数も世界と肩を並べることができるようになりました。でも、今回のコロナは物凄い勢いで広まっていきましたね。 実は臨床検査技師は、PCR検査だけでなく5月からはワクチンの接種の打ち手にもなりました。私もワクチン接種の勉強をして研修を受けて修了証をもらいました。 会長ご自身がですか? ご苦労様です。―はい。多くの臨床検査技師は、すでに医療現場でコロナ患者や他の患者対応にあたっていますので、なかなか余裕がありません。私の様な現職を離れた者でも昔取った杵柄で世の中のお役に立てればと手を上げました。幸い、他にも日本中の私の様な仲間がこぞって手を上げてくれました。全国の大規模接種会場などで活躍されています。 コロナ感染症拡大は終息しそうですか?―正直、難しい問題ですね。ワクチンや検査も重要ですが、やはり治療薬が世に出回ってこないとなかなか見えてこないですね。ところで峰さんは人間ドックや健診などは受けていますか。 人間ドックなどは特別受けていません。細かいところまではしていませんが、その代わり、かかりつけの先生に定期的に診て頂いています。かかりつけの開業医さんがいると本当安心ですね。今回のワクチン接種もかかりつけ医でしていただきました。いろいろと自由が利いたりするし、第一、自分の健康をしっかり管理してくれています。―相談できたりするところが有る事は重要ですね。健康を維持できるということは、人生において最高なことです。 本当に最高です。―人生100年時代と言われています。できれば健康寿命を延ばしたいですね。峰さんの今後益々のご健康とご活躍を祈念しております。ありがとうございました。インタビューを終えて 今号でインタビュアーを務めた当会の宮島会長とゲストの峰竜太さんは、高校の同級生とあって、終始リラックスムードで対談が行われました。 次回は、元プロ野球選手で、現在は野球解説者・スポーツコメンテーターとしてTVやメディアでご活躍中の赤星憲広さんをお迎えいたします。どうぞお楽しみに。コロナ禍でのこと6|Pipetteプロフィール : 長野県出身。高校卒業後、モデル事務所に所属し、「おはよう!こどもショー」のお兄さんとして出演。その後、劇団青年座を経て1976年、石原プロモーションに所属。『大都会』『西部警察』など、数々の作品に携わる。2000年には独立し、「オフィスさかや」を設立。現在は明るいキャラクターを活かし司会業・タレントとして「アッコにおまかせ!(TBS)」「出没!アド街ック天国(TX)」「ゆうがたGet!(TSB)」など、様々な番組で活躍中。俳優・タレント峰 竜太Mine Ryuta*Guest:峰 竜太The interview

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