Pipette vol.44 2024.7 Summer
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臨床検査技師が地元を紹介!全国漫遊記泡盛(古酒:クース)泡盛を3年以上寝かせたものを古酒(クース)と呼びます。保存年数が長ければ長いほど口当たりが良くまろやかになります。クースの飲み方のお勧めは、度数が強いのでロックでじっくり味わいながら、お水を片手に飲まれたら宜しいでしょう!ソーキそば沖縄そばと言えば、ソーキそばが定番です。ソーキとは、豚のあばら骨のことを言いますが、私のお勧めは軟骨をとろとろに煮込んだ軟骨ソーキそばです。お店によって麺の太さや腰の具合、スープのだしの取り方や濃さも様々ですので、ご自身で好みのお店を探してみては如何でしょうか? 全島エイサー祭りエイサーは沖縄の伝統芸能のひとつで、旧盆に祖先をあの世へ送迎する念仏踊りです。旧盆の時期には各地で太鼓やサンシンの音色が響き渡ります。毎年開催されている「全島エイサーまつり」は、今年は8月23〜25日の予定です。オリオンビールを片手に、勇壮な姿を観ながらチムドンドンしませんか! 発行月発行元発行人本誌のバックナンバーは電子ブックでお読みいただけます。https://www.jamt.or.jp/books/pipetteJAMTとはJapanese Association of Medical Technologistsの略です。昭和27年に日本衛生検査技術者会という前身組織が創立され、71年の歴史を有する職能団体です。自慢したい自慢したいピペ子の豆知識!今回は常夏の島、沖縄県を紹介いたします。青い空、青い海がモットーの沖縄! 是非、熱いエイサー祭りや多くの琉球文化に触れ、琉球料理や泡盛(古酒)もご堪能下さい。氏名 :所属 :がんと蟹 がん(癌)のことを英語でCancer(キャンサー)と言います。Cancerの意味はがんのほかに、蟹やかに座を意味します。なぜ、同じ言葉で全く異なる言葉で表現されるのか? 諸説あるようですが、有力な説としては、医学の父と呼ばれる古代ギリシャの名医ヒポクラテス(紀元前400年ごろ:日本は弥生時代)が、進行した乳がんが蟹の甲羅のように硬いことから、「カルキノス(蟹)」と名付けたことに由来したと言われています。紀元前の古代ギリシャでは、すでに乳がんの外科的治療が行われていたそうで、当時の科学の最先端を走っていたヒポクラテスは、がんの塊を切り刻み、そのスケッチを残していて、そこに「カニのような(カルキノス)」と いう記述をしているのだそうです。がんの部分が周りの組織に浸潤している様子が、手足を伸ばしたカニのように見えたのか? 進行した乳がんは、皮膚に引き攣れを起こすためこれがちょうどカニの甲羅のように見えたのか? ヒポクラテスが最初に「がんと蟹」を関連させたようです。手登根 稔浦添総合病院 臨床検査部ビタミンCとカリウムが多く含まれているゴーヤー。沖縄ではゴーヤーバーガーやゴーヤーカクテルがあったりします。ちなみに5月8日は沖縄県が記念日として提唱しています。(沖縄全島エイサーまつり実行委員会オフィシャルサイト)みんなに      トリビアコレクション!忘れないように写真を撮って友達にも送ろう!季刊誌 ピペットPipette令和6年7月 vol.44 夏号 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会〒143-0016 東京都大田区大森北4-10-7宮島 喜文古宇利大橋古宇利大橋は本部半島の北側に位置する古宇利島と屋我地島に架かる約2Kmの橋です。歩いても渡れますが、晴れた日にはエメラルドグリーンの海が視界一杯に広がり、絶好のお勧めドライブコースです。天気が悪くても青い海が堪能出来ますよ!本誌を施設内に常置して、来館者の方に 無料配布していただける施設を募集中です。

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