臨床検査技師を取り巻く環境に対応するため、厚生労働省の「臨床検査技師学校養成所カリキュラム等改善検討会」において教育内容と教育目標が見直され、特に、臨地実習は7単位から12単位に引き上げられ、臨床現場における実践を通じて、救急、病棟、在宅等、検診及び施設内チームの役割と実施内容を理解するとされ、これら改正について、臨床検査技師等に関する法律施行令、臨床検査技師学校養成所指定規則の一部を改正する省令の交付(令和3年3月31日文部科学省高等教育局長、厚生労働省医政局長)並びに臨床検査技師養成所指導ガイドライン(令和3年3月31日、厚生労働省医政局長通知)が発出されました。

改正された臨床検査技師学校養成所指定規則においては、臨地実習生を指導する臨地実習指導者の要件を設けるとともに、臨床検査技師学校養成所は当該、臨地実習指導者が配置されている施設で臨地実習を履修する事となります。  
本研修は、日臨技は臨床検査学教育協議会との共同で臨地実習指導者講習会を開催し、全国の臨地実習施設に、この講習会を受講した臨床検査技師(臨地実習指導者)を配置し充実した臨地実習を受ける体制を整備します。

本講習会は、WEB研修システムを用いた 「座学」 と 「ワークショップ(対面もしくはWEBによるグループワーク)」 の2部構成からなります。「ワークショップ」は「座学 履修者」を対象とし受講申込をおこないます。

WEB研修システムを用いた 「座学」 は無料ですが、「ワークショップ」の受講料は3000円です。
尚、受講費用に関しては、 2023年度末を目処に当面、1施設1名、1回に限り一般社団法人日本臨床検査学教育協議会より助成(負担)いたします。
受講にあたっては、臨地実習受け入れ施設に最低1名の臨地実習指導者を配置するため、臨地実習生を受入れ可能と判断される医療機関(診療所・登録衛生検査所・健診センター等)に所属されている必要があり施設長(所属長)による実務経験証明書の提出(システムへのアップロード)が必要となります。
また、当面の間、「座学」受講申込は各施設1名として受講制限をさせて頂きますことをご承知おきください。

本講習の修了者名簿は、臨地実習施設マッチングのため一般社団法人 日本臨床検査学教育協議会と共有させて頂きますので、あらかじめご承知おきください。

受講の申し込みは、日臨技会員、非会員(臨床検査技師)を問いませんが下部バナーより「臨地実習指導者講習会(座学)の個人情報の利用に関する同意」を必ずご確認してから、お申し込みください。

受講カリキュラム

臨地実習指導者講習会(座学)
内容 時間
導入 新たな指定規則と指導ガイドラインについて 30分
臨床検査技師養成施設における臨地実習の理念と概念 45分
展開1(教育内容) 臨地実習において学生に実施させる行為について 45分
医療人に必要なマナーとその指導法について〜適切なSNS の使い方など含む 45分
臨床検査部門における医療安全の確保について 45分
チーム医療における臨床検査技師の役割 45分
展開2(教育対象) 青年期の心理的な特性を踏まえた臨地実習指導について 45分
多様な学生の理解とその修学支援〜合理的配慮提供〜 45分
臨地実習評価法〜臨地実習前の到達度評価含む〜 45分
臨地実習の到達目標と修了基準 30分
教育指導技法(教育学概論を含む) 45分
まとめ 臨地実習指導者研修をこれからの取組について 45分
ワークショップ(グループワーク)
内容 時間
開講説明 演習講義について進め方を説明 10分
演習 臨地実習施設における臨地実習プログラムの立案 臨地実習施設における臨地実習プログラムの立案 180分
臨地実習プログラム立案の評価 90分

臨地実習指導者の在り方(ハラスメント防止を含む)

90分
その他臨地実習に必要な事項 90分
閉校式 今後について 10分
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