「人体からの微生物検査等の検体採取」がWG案として承認されました!

9月26日
 厚生労働省の第13回チーム医療推進方策検討ワーキンググループが開催され、本会から提出していた「人体からの微生物検査等の検体採取」について審議されました。

 前回までの審議では臨床検査技師が実施することに対して、技術的な問題や安全性の確保が課題となっており、そのような中で迎えた今回の審議でどのような結論になるか、大変心配していました。

 審議では冒頭に日本医師会代表の委員から「賛同する」との意見が出され、「医師の具体的な指示の下で」実施することや現任者の専門研修を義務化するなど、教育・研修を積むことを条件に承認されました。

 昨年来、厚生労働省や日本医師会、チーム医療推進協議会の御指導を頂き、ここまで到達できました。ようやく、私たちの念願であった法改正に向けて大きく一歩進んだものと言えます。病棟や外来でチーム医療の一員として活躍できる臨床検査技師の誕生を目指して、もう一頑張り必要です。


(会長 宮島喜文)

会長便り | 2013.10.15
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