検査の知識・技術を臨床現場で活かすための実践書! さまざまな症例から神経生理検査の実際を学ぶ!

内容
本書は、基礎を習得しこれから臨床現場での活躍を目指す初心者はもちろん、すでに神経生理検査の実務に携わりさらなるスキルアップを目指す方にもお役立ていただける1冊です。てんかん、睡眠・覚醒疾患、末梢神経系疾患、神経原性疾患、脳死判定などの症例情報・神経生理検査の所見をまとめた実践書で、『神経生理検査技術教本』で解説している検査の基礎を活かし、臨床の現場でその実力を発揮するための視点、知っておくべきことを解説しています。
本書のポイント
・脳波検査や神経伝導検査の対象となる疾患を多数紹介。
・脳死判定や術中モニタリングなどの情報も盛り込み、神経生理検査を担当する検査技師としての幅を広げます。
・検査の基礎を学んだ後に必要となる臨床現場での実践知識を得ることができます。
目次
神経生理検査症例集 目次
1 章 正常脳波
1. 1 新生児,小児,成人(覚醒,睡眠)の正常脳波
2 章 末梢神経系疾患
2. 1 絞扼性神経障害
2. 2 多発性神経障害
2. 3 神経筋接合部障害
3 章 睡眠障害
3. 1 閉塞性睡眠時無呼吸症候群
3. 2 周期性四肢運動障害
3. 3 ナルコレプシー
3. 4 無呼吸発作
4 章 てんかん
4. 1 中心・側頭部に棘波を伴う良性小児てんかん
4. 2 側頭葉てんかん
4. 3 小児欠神てんかん
4. 4 若年ミオクロニーてんかん
4. 5 ウエスト症候群(点頭てんかん)
5 章 てんかん以外の脳波症例
5. 1 肝性脳症
5. 2 薬物の影響による脳波変化
5. 3 脳循環障害時の意識障害
6 章 脳感染症
6. 1 脳 炎
6. 2 クロイツフェルト・ヤコブ病
7 章 神経原性疾患・筋原性疾患
7. 1 筋委縮性側索硬化症
7. 2 多発筋炎
8 章 脳死判定
8. 1 脳死判定脳波
9 章 術中モニタリング
9. 1 前頭側頭開頭時の運動誘発電位
9. 2 両側前頭開頭時の運動誘発電位
9. 3 微小血管減圧術(神経血管減圧術)のモニタリング
9. 4 視覚誘発電位を用いた視機能モニタリング
著者名 | 監修: 一般社団法人日本臨床衛生検査技師会 |
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出版年月日 | 2015年9月30日流通開始 |
ページ数・判型 | 128頁 |
価格(消費税含む) | 4,070円 |