臨床検査技師に聞きました!「やりがいは?」

医療法人 住友別子病院
病気の早期発見、治療に欠かせない仕事です!
臨床検査技師として勤務して8年です。私が臨床検査技師という職業を選んだ理由は、高校生当時、白衣を着て顕微鏡や超音波装置を使って検査をする事が、かっこよく思えたからです。(笑)私は現在、生化学検査と腹部超音波検査業務に携わっています。
どちらの業務も時間に追われ順調に進まない事が多い反面、やりがいもあります。生化学検査では、問い合わせや発生するトラブルに適切に対処できた時や測定装置及び試薬の検討など、経費削減や作業効率を向上するための検討を行う事にもやりがいを感じています。また、腹部超音波検査では、検査結果が病変の発見につながり早期治療が行えた時などは臨床検査技師を選んで良かったと感じる時です。

独立行政法人地域医療機能推進機構
山梨病院
私のやりがい
臨床検査技師になって4年目を迎えました。現在、血液・輸血・一般検査に携わっており、栄養サポートチームにも参加しています。他職種の方々と関わる機会も多く、ディスカッションをする中で検査技師としての意見やアドバイスが活かされた時はとてもやりがいを感じます。そのためにはスキルを身につけることが必要であり、研修会や学会等で知識を吸収することは欠かせません。専門職ゆえに奥が深く難しい事も多いですが、だからこそやりがいがある仕事だと思います。
「選んだ理由は?」

東海大学医学部付属八王子病院
自分の姿勢次第でどこまでも追求していける仕事
臨床検査技師になり、早4年目を迎えました。入職時より病理検査・細胞診検査に携わり、日々業務に励んでおります。仕事を覚えてからも、まだまだ知らないことが多く、勉強会や学会に参加する度、奥が深い仕事であると実感させられます。医療は日々進化しているので、就職してからも認定資格等の取得など、どんどんステップアップして知識や技術を追求し、身につけたものを患者さんへ貢献できるところにやりがいや面白さを感じます。

日本医科大学 多摩永山病院
医療現場のエキスパートとして
この春に着任してまだ3ヶ月の新人臨床検査技師です。私は検体検査を担当し、採血業務も行っています。採血は痛みを伴うため、患者さまの多くはとても緊張しています。採血時に緊張すると血圧が下がったり、心拍数が少なくなったりして気分が悪くなることがあるので、いかにリラックスして採血を受けて頂くか、検査技師のコミュニケーション能力が試されます。採血後の患者さまからの「ありがとう」という言葉はなによりも嬉しく、また明日もがんばろうという気持ちになります。
臨床検査技師の業務は多岐にわたり、医療現場のスペシャリストとして、とてもやりがいを感じられる職業だと思います。

一般財団法人博慈会
博慈会記念総合病院
生理機能検査室
生理機能検査に進んで
平成29年から生理機能検査室に入職しました。生理機能検査は自分の知識や技術が直接検査のクオリティに直結し、自分の技術・判断一つで検査結果が左右されてしまうこともあります。何より患者さん相手なので、ただ結果を求めるのではなく相手を思いやりながら検査を進める必要があり、検査の正確性や速度に加え患者さんへの気遣いが非常に大事だと痛切に感じています。ただ、そうして検査をすることは、より患者さんの辛さや訴えに寄り添い、患者さんが病院を信頼して治療を進めていける一助になれるのではと考えています。患者さんの現状を適切に検査結果として報告し、患者さんの為になる働きをすることが、検査技師としてのやりがいだと思っています。