
内容
本書は、臨技法改正によって検査技師が採取可能になった検体について、採取の技術的ポイント、安全管理の知識、さらには検体の保存や品質管理までを網羅した“検体採取の実践書”です。現場で役立つ書籍としての位置付けでありながら、基礎として押さえておくべき鼻腔や皮膚の解剖などの解説も盛り込み、検体採取を実施するうえで必要になる知識の理解を深めます。厚労省指定講習会で得た知識をより確固たるものにし、現場で困ったときにいつでも手に取ってポイントを確認できる携帯性に優れたハンドブックです。
<本書のポイント>
・”どこから、何を、どのように”採取すればよいのかがわかる!
・採取する検体、対象ごとにポイントを明確に示しています。
・鼻腔や皮膚、肛門の解剖もイラストでわかりやすく説明。
・現場で遭遇する疑問はQ&A形式で解説!
目次
1 章 総 説
1.1 臨床検査技師等に関する法律(臨技法)の一部改正
1.2 安全管理
2 章 鼻腔・咽頭
2.1 鼻腔・咽頭の検体採取にあたって
2.2 解 剖
2.3 検体採取の実際
2.4 検査法
3 章 皮膚・表在組織
3.1 皮膚・表在組織の検体採取にあたって
3.2 皮膚の構造
3.3 皮膚真菌症
3.4 細菌感染症
3.5 梅 毒
3.6 ハンセン病
3.7 ウイルス感染症
3.8 寄生虫感染症
3.9 皮膚科領域の感染管理
4 章 採 血
4.1 採血にあたって
4.2 静脈採血
4.3 耳朶(耳たぶ)採血
4.4 指先(指頭)採血
4.5 足蹠採血(新生児)
5 章 肛 門
5.1 解 剖
5.2 検体採取と管理
6 章 検体採取Q&A
6.1 尿
6.2 髄 液
6.3 骨髄液
6.4 間節液
6.5 精 液
6.6 喀 痰
6.7 静脈血
著者名 | 監修:一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 |
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出版年月日 | 2016年3月16日流通開始 |
ページ数・判型 | 216ページ A5判 |
価格(消費税含む) | 2,530円 |