臨床検査技師が医療チームの一員として医療安全に対し、その職能をどのように生かし、展開していくかを考えるための必読の書。臨床検査技師が医療チームの一員として医療安全に対し、その職能をどのように生かし、展開していくかを考えるための必読の書。

978-4840749619

内容

 医療安全管理学は安全管理に必要な知識や技術だけでなく、社会的背景や経済的要素、また事故や過誤によって生じた当事者、被当事者等の心理的な傷害や苦難にまで及ぶ広範な領域を包括しています。本書はこれまでの医療安全の歴史的背景と現状、医療安全管理に必要な技術と知識、安全推進への取り組み方、医療事故への対応、医療事故調査制度、医療安全と品質管理、緊急災害時の医療安全を学習できる内容となっています。臨床検査技師が医療チームの一員として医療安全に対し、その職能をどのように生かし、展開していくかを考えるための必読の書。臨床検査技師が医療チームの一員として医療安全に対し、その職能をどのように生かし、展開していくかを考えるための必読の書。

目次

1章 医療安全の概要 
 1.1 医療安全とは
 1.2 医療安全に関する用語について
 1.3 医療安全の歴史
 1.4 医療安全の基本的な考え方
 1.5 医療の質と安全文化
 1.6 安全文化の醸成
 1.7 組織事故と医療安全
 1.8 医療安全教育

2章 医療安全の基礎知識
 2.1 医療安全の組織体制
 2.2 医療事故とインシデントレポート
 2.3 医療安全と管理のための制度
 2.4 ヒューマンエラーについて
 2.5 医療事故の分析方法について
 2.6 医療の質と医療安全文化の分析方法について
 2.7 医療事故防止と行動心理学
 2.8 ノンテクニカルスキル

3章 医療安全推進への取り組み
 3.1 組織全体での取り組み
 3.2 各部門で取り入れたい管理指針
 3.3 医療チームでの取り組み
 3.4 医療事故情報収集等事業における取り組み
 3.5 患者参加による取り組み
 3.6 ネットワークによる取り組み

4章 医療事故への対応
 4.1 重大事故発生への整備
 4.2 初期対応
 4.3 中長期的対応
 4.4 法的責任
 4.5 医療メディエーション

5章 医療事故調査
 5.1 医療事故検証方法の変遷
 5.2 医療事故調査手法

6章 医療安全と品質管理
 6.1 TQM手法を用いた医療の質管理
 6.2 医療の安全と質の管理

7章 大規模災害時における医療安全
 7.1 大規模災害と医療安全
 7.2 災害時における医療安全及び事例

著者名監修:一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
出版年月日2017年3月30日流通開始
ページ数・判型176頁 A4判
価格(消費税含む)4,070円
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