2014.04.01

世界医学検査デーと倫理綱領について
4月15日は世界医学検査デー(World-wide Biomedical Laboratory Science Day)です。
世界医学検査デーは、1996年6月にノルウェーで開催された世界医学検査協会の代議員会の場で制定が承認されました。臨床検査の専門職である臨床検査技師の役割と臨床検査の重要性を世界中の国民に広めることを目的として、世界各国でその年のテーマに沿った広報活動が行われます。
2014年、世界医学検査デーのテーマは「倫理綱領」です。
一般社団法人日本臨床衛生検査技師会の「倫理綱領」は、病院、教育機関、研究機関、行政機関など、あらゆる場面における会員の行動指針であり、自己を振り返る際の基本となるものです。
臨床検査の専門職として質の高い臨床検査を提供するためには学術や技術の向上だけではなく、高い倫理観を身に付けていることが重要です。
「世界医学検査デー」を契機に、私たちの「倫理綱領」を再度確認し、臨床検査技師として高い使命感と強い倫理観を持って仕事に精励しましょう。
日臨技倫理綱領
1. 会員は、臨床検査の担い手として、国民の医療及び公衆衛生の向上に貢献する。
1. 会員は、学術の研鑽に励み、高い専門性を維持することに努める。
1. 会員は、適切な臨床検査情報の提供と管理に努め、人権の尊重に徹する。
1. 会員は、医療人として、医療従事者相互の調和に努め、社会福祉に貢献する。
1. 会員は、組織人として、会の発展と豊かな人間性の涵養に努め、国民の信望を高める。

世界医学検査デー ポスター

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