【COVID-19】日臨技会員の皆様へ 宮島会長からのメッセージ4/29 & 名簿登録方法

会員の皆様へ    メッセージ 2

・・・新型コロナウイルス感染症対策、地域で支援の行動を。

今こそ、臨床検査技師の出番です。・・・

一般社団法人日本臨床衛生検査技師会
代表理事会長  宮島 喜文

 新型コロナウイルス感染症が拡大する中、医療現場で業務に従事される会員の皆様に、心から敬意を表するとともに、特に検体採取、PCR検査など第一線で従事されている皆様に深く感謝申し上げます。
 さて、全国に緊急事態宣言が発令されてから2週間が経過しましたが、感染者が増加する中、PCR検査件数が増えないことが社会的な問題となっています。
 政府は、これまで、保健所や帰国者・接触者外来を主体に行政検査としてPCR検査を実施してきましたが、PCR検査が保険適用されたことから、地方自治体では、地域の医療崩壊を防ぐために独自に「地域外来・検査センター」やドライブスルーでの検体採取を進めています。また、入院や手術前においても医師の判断で必要ならPCR検査が実施できるようになりました。
 このことにより、行政機関だけでなく、医療機関においてもPCR検査体制の充実が急務となってきました。当面、政府は一日20,000件のPCR検査を実施するとしていますが、今後の感染拡大によっては、それ以上の需要が予測されることから、都道府県においては、PCR検査体制を強化する動きが出ています。

 その中で、私達、臨床検査技師が果たすべきミッションは、

  • 各地域や各施設におけるPCR検査体制の構築の支援
  • 検体採取とPCR検査への人的支援

 をすることであります。
 そこで、お忙しい中、既に取り組んでいることと思いますが、再度、下記の具体的な項目を点検し、未実施の場合には至急取り組むようにお願い申し上げます。

1 都道府県技師会会長及び役員の皆様にお願いする具体的な行動

(1)行政(都道府県・政令指定都市等)の新型コロナウイルス感染症対策の主管部局からの支援の要請を待つのではなく、自ら出向き、臨床検査技師会としてPCR検査体制の構築並び検体採取とPCR検査の人的支援に向けた連携を申し出てください。

(2)行政や医師会などの新型コロナウイルス感染対策に係る協議会などに積極的に参加し、何を必要としているのか。また、臨床検査技師会として何ができるのか。を把握して、全面的な協力をお願いいたします。

2 各施設の検査責任者の皆様にお願いする具体的な行動

(1)病院等の管理者(理事長や院長等)へ、PCR検査に必要な検査機器等の購入など検査体制の整備を都道府県に対し、要求するよう申し出てください。

(2)PCR検査要員の養成
 既にPCR検査実施施設は、今後の感染拡大によっては、他施設への実務派遣、実務指導なども予測されることから、施設内でPCR検査が実施できるスタッフの養成(研修、OJTなど)に努めてください。

(3)検体採取要員の人的支援
 今後、帰国者・接触者外来センター、都道府県や医師会などが運営する地域外来・検査センターやドライブスルーなど検体採取業務の人的支援が求められる可能性があります。スタッフのシフト体制の調整などを図り、可能な限り取り組んでください。
 なお、派遣者に対しては、感染防御衣の着脱訓練を実施するなど感染防止策を講じて下さい。
 また、現場(検査室)が派遣しやすいように行政等に対して、病院管理者への支援要請文の発出を当会より要請いたしました。

3 現場で働いている会員の皆様へのお願い

(1)検体採取またはPCR検査要員の登録のお願い
 日臨技、都道府県技師会のHP上で展開している要員の登録調査にご理解をいただき、名簿登録に一人でも多く参加してください。※登録票は文書の最後にあります。

(2)会員のOB、OGの皆さんを検体採取またはPCR検査要員としての名簿登録に勧誘して下さい。

(3)病院で働く医師や看護師などだけでなく、臨床検査技師も感染者が発生しています。検体採取や患者検体を取り扱う際には、一層の感染防御を図って下さい。マスク、ガウン、フェイスガードなどPPEの提供体制の強化について、行政に対し強く要望しております。

 最後に、6年前に臨床検査技師等に関する法律が改正され、検体採取が臨床検査技師の業務に加えることができました。そして、6万人の会員の皆さんが「検体採取に関する厚生労働省の指定講習会」受講していただきましたので、新型コロナウイルス感染対策では、医療職種においても検体採取とPCR検査の双方が確実にできるのは臨床検査技師だけとも言えます。
 感染の終息も目途が立たない。更に、新型コロナウイルスの感染拡大や今後、新たな感染症の発生も否定できない状況ですので、臨床検査技師が感染対策上では重要なキーマンとなりえます。
 全国で感染拡大を食い止める体制づくり、"備え"づくりが始まりました。
 都道府県技師会、臨床検査技師、会員の皆さんの"出番が来た"、今こそ、臨床検査技師の存在を強く発信できる絶好の機会ととらえ、皆様の積極的な参加をお願いいたします。
 会員の皆さんの一致団結で"一歩前に出て、国民を守るため、医療人として私達の役目を果たしましょう。"
 今日の新型コロナウイルス感染拡大の危機的状態を一日も早く脱するためにも、会員皆様のご協力をいただきたくお願い申し上げます。
 本会では、対策本部会議を開催するとともに、横地代表理事副会長以下関係役員・事務局が厚生労働省や医療団体、報道機関との折衝や調整などの事務処理に誠心誠意を込め、執務しております。困りごとがありましたら、ご相談下さい。
 私も、本会の代表理事会長として、また国会議員、財務大臣政務官の立場で、政府や国会で反映できるようしっかり取り組んで参ります。

令和2年4月29日

※本メッセージの動画も会員専用サイトに掲載しています。
会員サイトでぜひご確認ください。
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●検体採取またはPCR検査要員の登録
 こちら(registration form.xlsx)の登録票を作成し、jamt@jamt.or.jp宛に送ってください。
 参考として、日臨技から都道府県臨床(衛生)検査技師会 会長宛に発出したお願い文書はこちら(notification.pdf)です。
2020.05.01
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