認定一般検査技師

 尿や糞便検査、髄液検査は古い歴史のある検査で、本邦特有の「一般検査」という領域で発展してきた。特に尿沈渣検査では標準化事業として多くの先輩諸氏の尽力によって日本臨床検査標準協議会JCCLSの指針提案として認知されている。この標準化を広く浸透させ、施設間差のない付加価値の高い臨床検査情報として発信するためには、この領域での認定制度の設置が必須との思いから2005年に認定一般検査技師制度対策委員会が設置され、その後改変され認定一般検査技師制度設立準備委員会となり本認定制度のあり方やカリキュラムについての検討が開始された。
 その結果、認定一般検査技師に求めることは、一般検査領域の検査材料を正しく取り扱う知識、検査技術を有し、後進の指導、育成 を果すことのできる技師とされ、日臨技の認定資格としては認定一般検査技師が最も早く制度化された。また、一般検査の名称で取り扱う材料は、尿、糞便、髄液、胸水、腹水、心嚢液、関節液、精液等を主な対象とし、鼻汁、胃液、膵液、BALF(気管支肺胞洗浄液)を含むと定められた。
 この一般検査領域は、関連する臨床の学会としては日本腎臓学会や日本泌尿器科学会などがあるが、一般検査を専門とする学会が無いことから従来の専門学会の関与による認定との公平性を保つため臨床検査技師認定センタ−を設置して、外部委員を置き実施されている。
 試験の現状は、カリキュラムは学習の目安として各項目別に学習行動目標とランク付けして作成し、試験問題はその行動目標に沿って検討されている。問題内容は一般検査のみでなく関連する広い臨床知識を含め、問題のエビデンスをはっきりさせるために原則2つ以上の出典を明記し、トピックス問題を入れて時代性を出すなどの内部指針により作成している。2006年の試験から昨年の第9回試験までに、のべ487人の認定一般検査技師が誕生しているが、今後より多くの認定技師が生まれることで診療の最前線にある一般検査から安全・安心で質の高い医療への貢献が期待される。

(文責:油野 友二、中山 茂)

単位取得可能な日臨技認定センター単位承認研修会開催予定

北陸一般検査セミナー2020 ※感染症拡大の影響により開催中止となりました。(8月4日付)

日時 2020年9月13日(日) 9時55分〜16時40分 受付終了しました。
場所 金沢医科大学 医学教育棟 E51講義室  石川県河北郡内灘町大学1-1
参加費 会員:1,000円、 非会員:2,000円
参加資格 一般社団法人日本臨床衛生検査技師会会員 他
内容 北陸一般検査セミナー2020
募集人員 100名
申込締切 2020年9月1日(火)まで

2020年度北日本臨床一般部門研修会 ※感染症拡大の影響により開催延期となりました。

日時 2020年6月13日(土)12時15分〜14日(日)12時30分
場所 国立大学法人東北大学片平さくらホール  〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1
参加費 会員:7,500円 、非会員:10,000円
参加資格 一般社団法人日本臨床衛生検査技師会会員 他
内容 2020年度北日本臨床一般部門研修会
募集人員 120名
申込締切 2020年5月13日(水)まで

認定資格更新情報

更新料 申込締切 今年度は申請の受付をいたしません。
対象 今年度は新型コロナウィルス感染症対策のため日臨技認定制度を一年間凍結しております。
(日臨技HP>最新ニュース 5月8日掲載「【重要】新型コロナウィルス感染症対策における日臨技認定制度の今年度一年間の凍結について」をご参照ください)
これに伴い、資格更新につきましては一律に1年間の更新時期の延期を認めることといたしました。
つきましては、今年度は資格更新申請の受付をいたしませんので、何卒ご理解とご了承のほど、お願いいたします。

なお、参考資料として昨年度の資格更新案内資料を引き続き掲載いたします。適宜ご活用ください。

認定資格者名簿

資格情報 令和2年4月1日現在

研修会承認申請情報(方法・様式)

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